今回の記事は野球ファン、ひいてはヤクルトファンしか興味がないのをわかりつつ、
せっかくキャンプまで出向いたのだからそれならではの記事を書きたいと思う。
2023年ヤクルトスワローズ予測【結論:総合力は昨年より上、強い】
2022年からの進化として
・若手のアピールが強い、レギュラー争いは加熱
・投手陣に助っ人外国人3名加入、抑え候補のケラに期待。社会人NO.1のドラ1吉村君はエース候補。
・山田と奥川の復活
2022年については村上で勝ったといっても過言ではない。
だけど今年の村上がどうなるか分からない不安定要素もあるが、今期は総合的にレベルアップしている印象。
特に若手のアピールができておりスウィングも鋭い。神宮なら全員さく越えできるパワーがある。
選手別レポート
【投手についてはブルペン練習は公開おらず、現地では確認取れず】
【捕手】

中村がトップ選手になり扇の要が出来上がった。とはいえ中村も腰の持病を抱えておりフルでの出場はできないしサブの若手の成長も期待したいところ。
・中村27
WBCの調整もあり全体練習は控えめ。怪我しないためのトレーニングに専念している印象。
2021、2022と日本シリーズでの経験で技術だけでなくメンタル面や存在感など、今となれば球界NO.1捕手といってもいいと思う。
・内山33
注目度はトップクラス。卓越した打撃センスに期待されレフトと捕手の兼用を開始。
レフトの守備はちょいちょいエラーしてたが彼のセンスなら順応できるはず。
バッティングは小さい体でも柵越えしており、打球も速い。将来のクリーンナップ候補。
・松本直32
想像以上のパンチ力で柵越え連発。ここまで触れるとは思わなかった。地味で華はないが打てるキャッチャーとしての期待は大きい。いずれは内山と二枚看板で守りの長になってくれそう。
・古賀57
肩の強さは一級品。課題の打撃についてはみっちり練習していた。中村がWBC直後は出れない可能性もあるし長いシーズン2番手として活躍してほしい。
【内野手】

内野は山田、村上、オスナ、中村とトップ選手が固まっており、ショートも長岡の活躍も評価すると秋がない状況。非常に激戦区だがそれによる相乗効果を期待したいし、数年後の入れかえ時にも備えてほしいところ。
・奥村00
ムードメーカーとして定着、声出しやエンジンなどエンターテインメントもあり人気も高い。
激戦区の内野手のため守備固め、代走などでの出場がメインとなるが、チームに欠かせない存在。
・山田1
昨年の個人成績は期待よりも大幅にダウン。変化球での三振が多く落胆する顔も何度も観てファンとしては辛かった。
今期は打撃フォームを改良
→狙いは右足に体重が乗りやすく、体重移動の際に「割れ」(ステップ時の上半身と下半身の開き)をつくる。昨季は「打とう」という意識が強いせいか、「割れ」が少ないままバットを出していたので打球に力が伝わらず、変化球に崩されてしまうことも多かった。オフに試行錯誤する中で考えた一つの取り組み
つまり新フォームは三振を減らし、よりパワーを打球に伝えるという狙いがある。期待。
・元山6
昨年は1軍でも出番がほとんどなかったがコロナで1軍が離脱した時の神宮のホームランは衝撃的だった。もともと打撃もよくショートのレギュラー候補だったが長岡にその座をとられてしまった。
今期は長岡とレギュラー争いをしてしのぎを削ってほしい
・長岡7
昨年ブレーク、長年固定できなかったショートを盤石なものにした。迫力のあるスウィングが魅力、守備も上達してきており最終的にはGGを獲得、昨年のヒーローの一人。
練習試合では5番を打つことが多く将来的にはクリーンナップを狙える一人。
・オスナ13
チームに欠かせない外国人、プレーの姿勢も高評価されている。圧倒的なパワーと堅実な守備が魅力。
今期もクリーンナップとして相手投手の恐怖の存在になるに違いない。
・村上55
WBCの調整の為か別メニューが多く、まだ本来のパフォーマンスができていない様子。
村上についてはとにかく怪我無く、安定した調子を維持してくれれば十分。
今期の成績も期待したいが期待しすぎたくもない。チームの総合力をけん引する存在でいてほしい。
・宮本39
卓越した打撃センスがあるも奥村同様に強烈なレギュラー陣の前に出場機会が少ないのが残念。
本来はクリーンナップを打てる実力がありキャンプでも鋭い当たりを飛ばしていた。
守備もセカンド、ファースト、ライトなど幅広くこなせるため1試合でも多く出場し活躍してもらいたい。
・北村50
今期の新人、中央大卒のパワーヒッター。右のホームランバッターとして期待されている。
守備はファースト、やや粗削りな印象だがパワーは確かにある。右の代打から経験を積んでほしい。
・武岡
昨年は1軍のコロナ離脱の際ショートの長岡と武岡による同期の長武コンビがファンを沸かせた。
武岡の守備は土橋コートのお墨付き、断トツでうまい。打撃も強気なスウィングを感じるし将来のレギュラーは間違いないと思う。今は1軍帯同できるように成果を上げてほしい。
・三ッ俣66
中日から移籍したユーティリティープレイヤー。内野全般こなせるバックアップ型の存在。
ベテランならではの安定した守備で守備固めや小技で貢献してくれそう。
・赤羽71
北村同様右のパワーヒッター。2022年度シーズンも1軍で出場経験があり、2軍でもタイトルを取った期待の若手。
村上がメジャーへ行った後の大砲として期待。
【外野手】

センター塩見、ライトサンタナが固いという風評の中レフト争いが注目。ただ塩見の怪我のリスク、サンタナの単年契約を考えるとどのポジションも可能性があるのが外野だ。
・並木0
期待のスピードスター。球界NO.1ともいえる俊足。難点は打撃と肩かなぁ。
キャンプではかなり振り込んでる印象だし、転がせば何か起きる夢のある選手。一軍に帯同して走者として敵を脅かしてほしい。
・丸山4
個人的には新レギュラー候補の一人。昨年のサヨナラ優勝の一本からか自信がつき、打撃センスがさらに磨かれ、強肩の俊足。かつての青木を彷彿させる魅力。調整で2軍スタートの山崎の仕上がりにもよるが青木と併用してレギュラーで出続けると思う。
・塩見9
今となれば日本代表クラスの選手。能力は申し分ないけど怪我と調子の波が心配。
今年も最強のリードオフマンとして期待する一方、もう少し三振を減らしてほしいかな。
転がせば何か起きる可能性もあるし、塁に出さえすれば盗塁もできる。
とはいえホームランを打てる1番打者というのが敵から恐れられるわけで、その副産物がが三振の多さかもしれないけど。とにかく今年は出塁率を上げてほしい。
・青木27
グランドに、ベンチにいるだけでチームの士気が上がる存在。今年は意地もあるし数字で実績をあげてくれる気もする。バットコントロールは衰えてないしチャンスメイクの場面で本領発揮してほしい。
・サンタナ25
恐怖の7番バッター。こんなんが7番にいるヤクルトスワローズの強さ。恐怖。
サンタナも怪我無くフルで出てほしいし、25本くらいホームランを期待したい。
個人的理想のスタメン

1番 セカンド 山田
2番 レフト 丸山
3番 センター 塩見
4番 サード 村上
5番 ファースト オスナ
6番 キャッチャー 中村
7番 ライト サンタナ
8番 ショート 長岡
9番 ピッチャー 小川
なんやかんや2022年とほぼ変わらず。
山田を1番で見たい願望アリ。その際の塩見の置き方が難しいが3番で機能するかどうか。村上につなげるバッティングをしてほしいけど塩見には思いっきり打って出塁してほしいのもある。
そうなると山田の調子次第ではいつもの3番において塩見1番でもいいかも。
長岡の調子次第では元山も面白いけどショートは固定したいはずだし容易には変えないかな。
ローテーション
【先発】
小川→高橋→サイスニード→吉村→高梨(or原)→小澤(or山下)→外国人→石川(中10日)→奥川(中10日)
【中継ぎ:勝ちパ】
7回木澤(or久保) 8回清水 9回ケラ(or石山)
ポイント起用 田口
【ビハインド】
大西、梅野、尾中、今野、梅野、市川
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