一度でいいから富士山に登るべき【魅力5選】




ボディメイク

静岡生まれの関西在住民として周囲に富士山の素晴らしさを語り散らかしてきた。

おかげで一緒に富士山に登る(ガイドする)ケースも増え非常に嬉しい限りだ。

だけどしんどい、体力ない、さぶい、遠い、金かかる、高山病になる等といった理由でハードルが上がってる人も少なくないはずだ。

富士山大好き静岡人だから思い入れも強いが客観的に見ても素晴らしい山だし、この素晴らしさを多くの人に感じてもらいたい。

他の山との違いを含め富士山の素晴らしさや興味を伝えていきたい。

世界遺産富士山の魅力5選

①日本の最高峰へたどり着ける

標高3776mまで人間の力で登れるんだ。(5合目のスタート地点は2000m強)

まずもってこれが凄い。他の山を圧倒してるし独立峰だから遮るものが何もない。

ここの頂にたどり着くだけで「日本一」の達成感が味わえる。

またこの高さでしか生育していない植物や溶岩石なども見つけることができる。

②最高に美しい夜空の流星群が観れる

個人的にはこれがイチオシ。夜中の登山になると星空がすごい。天然のプラネタリウムを体感できる。

星の一つ一つがでかく、流れ星も乱発している。

休憩中にふと上を見上げると最高の光景を味わえる。

都会に住んでると尚更感動する。普段星なんて見ることも減ったからね。

③壮大なご来光、雲海、景色を観ることができる

ご来光目的で登る人が一番多いのではないか。

くたくたになって登り切った後のご来光は涙が出る。

日本最大のパワースポットではないかと心の底から思う瞬間だ。

多くの登山客はご来光の時間(4時半~5時頃)を逆算して登るから、3時~4時になると頂上付近で渋滞する可能性がある。

特に吉田口、須走口は高い確率で渋滞するから早めに頂上に登っておくことをお勧めする。

④山小屋や頂上で食べるラーメン・カレーが極上

富士山では何食べてもうまい。体が疲れてるのもあるけどこの環境下で出てくるカレーやラーメンは至福の味。

基本インスタントなんだけどどこの料亭よりもおいしく感じる。

山小屋で泊まったらカレーが基本。腹ペコのためか一瞬で食べてしまうから全然足りない、、、

下界で購入するならお勧めは梅干しおにぎりがベター。あのすっぱさが疲れた体に染み渡る。

頂上ではラーメンが売られててカップラーメンだけど800円!

地上で食べたらなんてことない味が富士山により至福のスパイスとなっている。

⑤最高の筋トレになる

これ重要。

娯楽の為だけに富士山は登れない。これは筋トレだ。天然のランジ、ネイチャーフィットネスだ。

歩数だけ見ると下山合わせて35000歩程度だが、階段をその歩数上り下りするとなると大腿四頭筋だけでなく、大殿筋、ハムストリングなど複合的に筋肉を使わないと足を痛める。

特に下りで膝を痛める人が多いけど、背面の筋肉が上手に使えてない可能性が高い。

基本かかと体重で背筋は伸ばし、お尻から足を動かすイメージだと複合的に筋肉を使いやすい。

有酸素と無酸素の両方のメリットを享受できるトレーニング。

→カタボリックになりやすいからきちんとタンパク質やアミノ酸を摂取して筋分解を防ぐことを忘れなく。

主なルートの紹介

5合目まで車で行けるが、登山シーズン中はそこから登山口まではマイカー規制となっており指定のバスに乗らなければいけない。(御殿場ルートを除く)

所感だが難易度設定した。あと初心者は吉田ルートがおすすめだ。

①吉田ルート(山梨) 難易度★

  • 富士登山の代表的なルートで一番人気。特に関東からのアクセスが良く都心部からの登山客が多い
  • 4ルートで最も山小屋が多く初心者にも優しい
  • 5合目付近は観光地化しており登山しなくても5合目観光だけで楽しめる
  • デメリットは8合目あたりで須走ルートと合流するため一気に渋滞する

②富士宮ルート(静岡) 難易度★★

  • 一番利用しているルート。かれこれ5回ほどこのルートに世話になった
  • 吉田ルートに次ぐ人気ルート
  • 南向きに上がるため駿河湾を一望できる
  • スタート地点(5合目)の標高が一番高い2400m。(吉田が2300m、須走が2000m、御殿場が1450m)
  • 最短で頂上に着くことができるがそれ故に高山病にかかりやすい
  • 登りと下りが同じルートの為重なると混雑する可能性が高い。

③須走ルート(静岡) 難易度★★★

  • 原始林(緑地帯)と高山地帯の両方を楽しめる魅力的なルート
  • 他のルートと比べると傾斜が緩やかで急な岩場も少ない
  • 八合目付近までは比較的登山者も少なくストレスが少ない。

④御殿場ルート(静岡) 難易度★★★★★

  • 4ルートで最難関と言われるコース
  • 最も頂上までの距離が長いのに山小屋が一番少ない。
  • 下りは大砂走りで一気に駆け抜けることができる
  • 過酷の為か最も不人気で人が少ない。その分静かな登山が楽しめる

実は御殿場ルートだけ未だチャレンジできていない。次回の富士登山では御殿場ルートに挑戦するつもりだ。

あと弾丸登山(夜通し登山)は原則控えた方がいい。実際辞めるように注意喚起も起きているが病気や体調を崩すリスクが高いからだ。

慣れてないうちは事前に山小屋を予約し、ちゃんと休息をとって登ろう。

山小屋で過ごす時間も貴重な経験だし何よりカレーがうまい。(ビールも飲める。ほどほどに)

夏のレジャーにぜひ取り入れてほしい。

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