お風呂に浸かるのは健康にいいのはわかってるけど、面倒くさかったり、水道ガス代が気になったり、時間が無かったりでシャワーで済ましてしまうことあるよね。
だけどお風呂に浸かることはそれらの手間やコストを鑑みても十分すぎるくらいメリットがあるんだ。
特に不眠や肌荒れで悩んでる人におすすめ。
お風呂に浸かるようになったきっかけ

大学から一人暮らしを始めてお風呂はほぼシャワーで済ましてたんだ。
一人でお湯をためる勿体なさと掃除が面倒くさかったから。
だけどここ数カ月睡眠に悩まされてて横になってから数時間眠れなかったり、
夜の2時3時に目が覚めることも頻繁にあった。
そんな時はお酒に頼ってて、睡眠導入には効果的かもしれないけど睡眠の質が著しく低下するから夜中に目が覚めたり疲れが取れず翌日しんどかったりした。
何とかせねばと思い改善策を探していたんだ。
今まで試したのは
・安眠サプリ
・寝酒
・カフェイン減
・糖質補給
・筋トレ
・フィーリングミュージック
・ホットアイマスクなど
どれも一定の効果があるんだけど劇的な改善には至らなかった。
そこで週5を目標にお風呂に浸かるように習慣つけた。
すると着床後30分以内に眠れるようになったし、
朝まで途中で目が覚めずにしっかりと眠れるようになった。
自分にとっては入浴の改善が不眠に一番効果があった。
お風呂に浸かるメリット6選

睡眠の質が向上する
このメカニズムなんだけど、睡眠導入には体温を下げる必要があるんだ。
体温を下げるには、一時的に体温を上げそこから緩やかに平熱まで下げることが望ましい。
お風呂に浸かることで体の表面だけでなく深部温度がしっかり上がる。入浴で体温は約1℃上がるといわれている。
入浴により血管が開いてくるため入浴後に熱を発散しやすくなる。
結果体温が自然と下がり眠気を引き起こすのだ。
洗浄効果
お風呂に浸かることで毛穴が開き皮膚の汚れ、皮脂を落とすことができる。
また肛門のうっ血(血液の流れが滞ってしまうこと)が改善され、肛門部分も清潔な状態を保ちやすくなる。
性器に付着している汚れ(カス)も落ちやすくなる。
リラックス効果

<温熱作用>
血行が良くなることで体内に酸素が運ばれやすくなり副交感神経が優位になりリラックスできる。
入浴剤などで心地よい香りを足すと最高。また末端まで温まるから冷え性にも効果的だ。
<浮力作用>
水中では空気中に比べて重力が約1/9となり、体の各部分を重力から支えていた筋肉の緊張がほぐされる。疲労回復や筋トレ後のケアーには有効な手段だ。ただし筋トレ直後は軽度の炎症状態になってるからトレーニング後60分以降の入浴をおすすめしたい。
ダイエット効果

<高温反復入浴法>
効果的にダイエットするなら40℃くらいのお湯に3分浸かって3分出るを繰り返す反復入浴法だ。
短時間で体温を上げることで脂肪燃焼スイッチが入りカロリーを消費できる。
<自律神経の改善>
リラックス効果により副交感神経が優位になることで、食欲を抑える「レプチン」の分泌を安定させることができる。ストレスは過食の原因になるからお風呂だけでもちゃんとリラックスすること重要だ。
むくみの解消

<静水圧作用>
水圧がかかることで自然と呼吸の数が増え心臓の動きも活発化し、血液やリンパ液の循環がよくなる。
それによって特に下半身のむくみ解消や余分な水分、老廃物がデトックスされる。
美肌効果

血行促進により体内へ栄養が運ばれやすくなると新陳代謝が良くなり、老廃物が出やすくなる。
それによって乾燥肌やシミ、シワの予防になる。血行が良くなることで顔のたるみもなくなる。
肌トラブルの大敵であるストレスも軽減され肌に嬉しい効果が多い。
1回の入浴におけるコスト 一人暮らしの場合

あくまでざっくりとした試算だけど1回あたりコストは
・湯船 約70円(都市ガス、180ML)
・シャワー 約50円(都市ガス、15分程度)
これだけ見ると一人暮らしであればシャワーの方が安い。
複数人の場合は湯船の方がコストは安くなる。
ここまでの湯船につかる効果を振り返ると、一日数十円の差だけどメリットを考慮すればどうだろうか。
仮に1回20円の差で良質な睡眠、ダイエット、美容などの効果を得られるのであれば湯船につかる方をお勧めしたい。
おすすめの入浴方法、タイミング、注意点

就寝90分前に入る
個人差はあるけど温浴で上がった体温(約1℃上昇)からゆっくり深部温度が下がる最適な時間が90分と言われている。
寝たい時間を逆算して入浴時間を決めるのが効果的。
仮に0時に寝るとしたら、22時に入浴し22時半に上がる。その90分後に眠るスケジュールがいい。
飲酒前に入る

飲酒後の入浴は原則NG。温まることでアルコールが全身に回り酔いが加速してしまう。
そうなると転倒などの事故や、血液が全身に広がることで心臓に集まりにくくなり脳貧血、不整脈、心臓発作などを引き起こす可能性もある。
飲酒+入浴により血圧も下がることで気を失い溺死のリスクもあるんだ。
飲酒後はしばらく時間をおいてからシャワーで済ます方がいい。
サウナ式の温冷浴

温浴後に水シャワーを浴びることで血管の収縮と拡張が繰り返される。
そのあとに網戸にして夜風を、夏場はエアコンの効いた部屋で外気浴しよう。
まさにサウナ→水風呂→外気浴のゴールデンルート。自律神経が整うわけだ。
その夜は深い眠りにつくことができる。
入浴前に水分補給

一回の入浴で平均800mlの水分が失われてるという。(15分間浸かり、30分安静した場合)
入浴前に水分補給が必須となるが直前に飲んでも全身にいきわたるまでタイムロスがある。
入浴の15〜30分前の水分補給が望ましい。
余談だが昼間なら入浴前にコーヒー+水を飲むことでカフェインの効果で発汗を促しデトックス効果も期待できる。
入浴剤で入浴効果アップ

より効果的に入浴するのに有効な入浴剤。いろんなタイプがあり
肩こりや冷え性など効果を謳ってるものや〇〇の湯など有名温泉地の効能や香りを演出するものなどある。あなたにとってのお気に入りであればそれでいいと思う。
特段こだわりなければ、効果、価格などでコスパがいいのはきき湯シリーズ一択。
温浴、保湿ともに優れててどこのドラックストアでも必ずおいてるし安い。
スマホアームで動画鑑賞しながら

お風呂にテレビは付けれないけどスマホなら持ち込める。かといって都度防水カバーをつけるのも面倒くさい。
そんな人にお勧めなのがスマホアーム。
こんな感じでお風呂にセットするだけ。しっかり固定されるしストレスがない。
本当に買ってよかったと思う商品の一つ。
ググると結構高いものが多いけど3コインズで300円(税別)で売ってるからそれで十分。
節水シャワーヘッドで時短温浴【シャワーでも温浴】

節水シャワーヘッドも色んな種類があるけど、お勧めなのがボリーナやミラブルなどのウルトラファインバブル機能があるものだ。
俺が使ってるのはボリーナなんだけど、それは50%の節水効果だけでなく、3つの効果がある。
・洗浄効果
0.0001mm(=0.1μm)の超微細な気泡が毛穴まで入り込み、皮膚と頭皮の汚れを洗い出す。
・保温効果
そのミクロな気泡は肌の奥まで浸透するため、時間が経っても水分量が持続し肌と髪の保湿をする。
・保湿効果
入浴後の肌表面温度は約27%アップ。
これらの効果は時間がなくてシャワーで済ます人にでも温浴効果を味わえる。
普通に買うとシリーズにもよるけど15000円~30000円程度。お勧めだけどちょっと高い。
元を取ることが気になるならふるさと納税で買うのがおすすめ。実質ただで貰える。
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