静電気は辛い痛い。対策8選とヒートテックの注意点【最大の原因は乾燥肌】




生活改善

毎年冬になるとバチッ!と来るアレ。

ドアノブ、エレベーターのボタン、車のドア、コンビニの冷凍庫の金属に触った瞬間に来るあの静電気。

金属に気に悩んでる人も多いと思うし、僕もその一人。

振り返ってみると若いころよりも年々静電気を感じる頻度が増えた気がする。

歳をとるとなぜ静電気が発生しやすくなるのか?それは血液が原因だったりする。

これは何とかせねばと思い分かりやすく紹介したいと思う。

静電気の3大要因

乾燥

冬に静電気が起きやすいのはまさにこれ。

乾燥することで体内の電気が放電しにくくなってしまうんだ。

通常肌の水分が十分にあれば少しづつ放電されるんだけど、乾燥肌の場合は体内に帯電してしまうから金属に触れると大量に放電してしまい痛みを伴う。

摩擦

小学生のころ下敷きを頭にこすりつけて下敷きに髪が引っ付く遊びをしたと思うんだけど、

摩擦によってプラスの電気を持っている下敷きととマイナスの電気を持っている髪の毛がひっつくわけだ。

磁石はS極とN極が合わさるとくっつくし、同じ極なら離れるアレと同じ。

髪の毛はマイナス同士だからお互いが反発して広がるという仕組みだ。

参照:LION HPより

表の真ん中にある麻、綿、絹などの天然素材は比較的帯電しにくいが、両サイドの化学繊維は帯電しやすい。

また同極同士つまりマイナス同士またはプラス同士だと静電気が発生しにくくなる

静電気が起きにくいコーディネート

①プラス同士 → 〇

 ウール(羊毛)のセーターにウールのマフラー

②マイナス同士 → 〇

 綿(コットン)のインナーにポリエステルのアウター

 ヒートテック(主にアクリル)にユニクロのパーカー(主にポリエステル)

③天然素材との組み合わせ(綿、麻、シルク) → 〇

 下着をエアリズム(ポリエステル) に麻のシャツ(天然素材)

静電気が起きやすいコーディネート

プラスとマイナス組み合わせ

ナイロンのタイツにポリエステルのスカート → バチッ(静電気)

ヒートテック(アクリル)にダウンジャケット(ナイロン) → バチッ(静電気)

生活習慣の悪化

静電気を感じやすい人の共通点なんだけど

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 膝、足首など関節の痛み
  • 極度の冷え性
  • 飲酒習慣

上記の原因の共通点は血流の悪さだ。

血流が悪くなる=どろどろした血液は栄養の運搬や毒素の排出がしにくくなるほか、静電気を放電しづらい体になってしまう。

静電気体質を改善するには血液をサラサラにする食事と生活習慣の改善が必要だ。

(対策は下記に記載)

冬だけでない、夏も要注意

通常夏場は湿気が多く空気中の水分量が多いため乾燥による静電気が発生しにくい。

だけどそんな夏場でも湿度が下がり乾燥をひき越してしまうものがある。

それはエアコンだ。

静電気の発生しやすい条件として、湿度20%以下、気温25度以下となるんだけど、エアコンやドライ、除湿器などで除湿してしまうと静電気のを発生しやすくなってしまうんだ。

また夏は脱水しやすくなり体内の水分も減り無意識に乾燥しやすくなる。

過度な除湿と水分補給には気を付けよう。

ヒートテックの注意点

ヒートテックは昨今寒い冬の強い味方で、安価でかさ張らずオシャレも楽しめる冬の必須品になった。

だけどヒートテックはいいことばかりではない。ヒートテックのタグをチェックしてみると

  • アクリル
  • レーヨン
  • ポリエステル
  • ポリウレタン

これらはいずれも合成繊維で石油を原料で作られている。

もう一度この表をみてほしいんだけど

そもそもヒートテックはアクリルとポリエステルで出来てるから帯電しやすいんだ。

特にヒートテックとダウンジャケットの組み合わせは静電気を発生しやすい。

だからヒートテックをインナーとして着る際は、同じくマイナスの素材か天然素材と組みあわせよう

またヒートテックはレーヨンも使用して、レーヨンは水分を吸収する性質があるから乾燥肌の人は避けたいところ。痒くもなるし。

静電気の対策

ここからは静電気を防ぐ対策を紹介していく。どれも簡単なことだしシンプルに健康にいいことだから取り入れてもらいたい。

コーディネートを工夫

3度目のこの表 (乱用すみません)

静電気が起きにくい提案をいくつかピックアップしてみると

①下着にエアリズム(メインはポリエステル)の場合はインナー、アウターを天然素材にする

→麻や綿(コットン)生地のシャツやスウェットなど

②エアリズムならコットン生地のタイプを選ぶ(特に冬用)

③ウールのニットにウールのセーター

④ポリエステルのジャケット×綿のTシャツ

柔軟剤を使用

柔軟剤を使うと衣類の表面が滑らかになる。それによって摩擦が少なくなり静電気の発生を抑える役割がある。

また柔軟剤の成分は繊維から放電する層をつくるため、そもそも静電気が起きにくくなる。

保湿をする

乾燥肌は静電気を体内にためやすくするため、特に手の保湿は入念にしたい。

洗い物などの水仕事やコロナ渦以降のアルコールスプレーでも肌の乾燥は進んでしまうから

作業時に手袋や保湿剤は常備しておこう。

加湿器を使う

空気中の水分が増えれば、静電気が生じても自然に放電しやすくなる。

加湿器がおすすめだけど、洗濯物を室内に干したり、湯船を残して湿気を部屋と共有したりと室内の加湿を心がけよう。

血液をサラサラにする

運動不足、睡眠不足、乱れた食生活は体が酸化し血液がどろどろになる。対策として

・運動習慣

通勤、犬の散歩など利用して歩く習慣をつける。一日8000~10000万歩を目標に。

・睡眠の質の改善

寝る1時間前にはパソコン、スマホなどの電子機器を消す。飲酒は寝る2時間前に終え水を飲む。

・食事

血液がサラサラになる食材を積極的にとる。

→玉ねぎ、にんにく、納豆、青魚、トマト、キノコ類、お酢、コーヒー、亜麻仁油など

まめに水分補給をする

水分は一度にとるよりもこまめに少しずつとる方がいい。一度にとると体が吸収しきれず排出されていまうんだ。

常に体内の水分量を保ち、肌への潤いと血液のサラサラをキープしたい。

身体を洗いすぎない

身体を洗いすぎると表面の油まで落としてしまい、結果乾燥へつながってしまう。

とくにゴシゴシ洗ってしまうと摩擦による刺激に耐えるために表皮を厚くし、メラニンの生成が促される。

それによってターンオーバーが乱れ、乾燥しやすくなり肌トラブルにつながるだ。

身体に溜まった電気を逃がす

静電気の嫌なところはバチっとした痛みだけではないんだ。

静電気の怖いところは

・血流が悪くなり筋肉を緊張させるためリラックスができず、肩こりや睡眠不良につながる

・花粉やハウスダスト、ウィルス引き寄せる

・ビタミンCやカルシウムを失う

放電の方法として

・対象物(ドアノブなどの金属)に触れる前に、壁や地面を触る

・直接対象物に触る時は一度肘(ひじ)で触ってから手でふれる。手先が一番ダメージが痛いからだ。

・アーシング 体を自然物に触れることで放電。裸足で歩いたり樹木や植物に触れるのがいい。

・除去グッツを身に着ける。

以前使ってたリストバンタイプはあまり効果を感じなかったけどこれは凄かった。放電できたらランプが光る仕組みから安心感もあるし、キーホルダー型なので手軽だしオシャレ。

少し高いけど一生使えるし俺はもうこれなしでは冬を越せない体になってしまった。

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